日本ダービー(G1)　2020　マヤウマ競馬予想

競馬の祭典、日本ダービー(東京優駿)がいよいよ開催されます。新型コロナウイルスの影響で、今年は無観客開催ですが最高のレースに期待したいですね！今年の3歳牡馬戦線は「2強」を中心に回っています。そのまま2強で決まるのか、それとも思わぬ伏兵の台頭があるのか、はりきって日本ダービーの予想を行いたいと思います！

※JRAは新型コロナウイルスの感染拡大の為に、6月の開催においても無観客開催での実施を発表しました。詳しくはJRA公式HPをご参照になさって下さい。

日本ダービー(G1)の過去データとレース傾向

先週の女王決定戦に続いて、今週は3歳牡馬チャンピオン決定戦となる「日本ダービー(G1)」が開催されます。日本ダービーの正式名称は「東京優駿」ですが、イギリスダービーを模して創られた事から、日本ダービーの副称で知られているみたいですね。全てのホースマンが目標にするレースで、競馬ファンとしても1年間で最も注目するレースでもあります。

日本ダービー(G1)の歴史と使用コース

日本ダービーは3歳牡馬の頂点を決める競馬の祭典になります。皐月賞・菊花賞・桜花賞・優駿牝馬(オークス)と共に日本のクラシック競走の一つとして、格式の高く種牡馬選定の意味合いでも非常に重要なレースになっています。日本競馬界の象徴であり最大級の目標という位置づけで創設以来、価値の高いレースとなっています。皐月賞が「最も速い馬が勝つ」、菊花賞は「最も強い馬が勝つ」といわれるのに対して、日本ダービーは「最も幸運な馬が勝つ」とされています。

3歳牡馬の頂点を決める日本ダービーは、先週のオークス(G1)と同じく東京芝2400mが舞台となりますが、日本ダービーの場合はCコースで開催されるのも大きな注目点。馬場の状態は当日まで注目しておきたい項目の一つですね！基本的にはCコースに変わった事で馬場状態が良いのでペースが緩む事が少なく、後半3-4ハロンは11秒台の続くタフなレースになります。東京競馬場は最後の直線距離が525mもあり、コーナーも緩やかなので紛れが少なく底力が問われるコース形態です。あと、左回りの適正はチェックしておきたいですね！

日本ダービー(G1)　直近5年分の好走馬データ

日本ダービー(G1)の過去5年分の好走馬データです。着順、馬番、馬齢、人気、脚質、ローテをまとめました。データについては間違ってるかもしれないので、JRAの公式HPを参照になさって下さいね。

【2019年】日本ダービー(G1)　2:22:6

【2018年】日本ダービー(G1)　2:23:6

【2017年】日本ダービー(G1)　2:26:9

【2016年】日本ダービー(G1)　2:24:0

【2015年】日本ダービー(G1)　2:23:2

小回りの中山競馬場で開催された皐月賞(G1)から広い東京競馬場へ舞台を移すので、適正も大幅に変わりそうですが、それでもクラシック一冠目である皐月賞のレースレベルが高く、皐月賞組が強い印象ですね。

マヤの日本ダービー(G1)　最終予想

◎⑫サリオス
悩みに悩んだ日本ダービー。皐月賞のレースを何度も何度も見た結果、どうしても気になったのが勝ち馬コントレイルが馬場の荒れた内側を走るサリオスに思わぬ抵抗を受けたシーン。それが何か引っかかるんですよね～。ダービーではサリオスの逆転がありそうな気がします。もうここまで来たら女の勘です(笑)！皐月賞のレース回顧でも書きましたが、サリオスはスピード持続タイプだと思うので底力勝負になり易い東京競馬場はプラスに働くんじゃないかと考えています。ただ、必ずしも距離延長がプラスになる訳じゃなくて、ベストは1600m～2000mあたりの可能性も。それでも世代ナンバー1のスピード持続力があると信じていますので、サリオスを本命に推したいと思います！

○⑤コントレイル
相手は皐月賞馬のコントレイルです！皐月賞の道中はインでロスなく競馬を進めて、4コーナー手前から外に出して一気に差し切り勝ち。お父さんのディープインパクトを彷彿とさせるレースでしたね。2歳時には東京スポーツ杯(G3)でも1分44秒5のレコードタイムで勝っているので、左回りも問題なし。中間の調整も順調。うーん…全てが順調過ぎる。コントレイルは優等生のような印象があって、もしかしたらサリオスの荒々しさに負ける可能性があるんじゃないか…と考えて対抗に評価を下げました！

▲⑩コルテジア
きさらぎ賞勝ち馬で皐月賞7着、もう少し人気になっても良さそうですよね。皐月賞のVTRを良くみていると、荒れた内馬場で結構脚を伸ばしていて距離延長は歓迎かも。皐月賞からの伸びシロが一番大きそうなので単穴に推したいと思います！

△⑪ガロアクリーク
抑えには皐月賞と同じく⑪ガロアクリークを推したいと思います。実は皐月賞3着馬って日本ダービーと相性が良いんですよね。上位2頭とは勝負付けが済んでいる印象ですが、3着付けには抑えたいと思います。

△⑰ヴァルコス
青葉賞2着ですが、3コーナー手前から仕掛ける強引な競馬で2着確保。たぶん一番強い競馬をしたんじゃないかな…。ダービーと同じ東京芝2400mを経験しているのは大きいですし、少し面白い存在だと思っています。

△③ワーケア
府中巧者で穴人気になっていますね。ワーケアは弥生賞2着の後は日本ダービーだけを目標に切り替えて調整して来ました。他の馬に比べると消耗していない分、有利かもしれません。ただ、レースぶりを見ると好位を取りにいくような器用な脚がないので、その辺りが改善されているかどうかに注目です。

以上がマヤの日本ダービー(G1)勝負予想です！

馬券の組み立てはその都度変えています。いつもなら3連単フォーメーションやBOX買い、3連複の軸流しやBOX買いなどを中心に考えていますが今回のダービーは馬券の組みたてが難しそうですね！ガミらないようにしないと…!!

実は皐月賞1⇒2着馬がそのまま日本ダービー1⇒2着になったケースは、1983年のミスターシービー⇒メジロモンスニーまで遡ります。1着⇔2着が逆のパターンは結構多いので◎⑫サリオスにしました。今回に限っては単勝や馬単勝負もアリかも。一応コロナ馬券(⑤-⑥-⑦)は別件で抑えるつもりです(笑)

画像参照元:http://www.jra.go.jp/