今週は牡馬クラシック三冠「皐月賞(G1)」が開催されます。桜花賞に続いて無観客開催となりますが、他国では開催中止がされている中で、日本では競馬を楽しむ事が出来るのは奇跡的な事です。関係者の皆様には頭が下がる想いですが、有難く今週もマヤウマ競馬予想を行っていきたいと思います!
皐月賞(G1)の過去データとレース傾向
皐月賞といえばクラシック三冠レースの第一関門。三冠馬になる為にはここで優勝しなければなりません。三冠馬といえばディープインパクトやオルフェーヴルなど、物凄い名馬が誕生しています。また中山芝2000mはトリッキーなコースなので、思わぬ大穴馬券が飛び出す事も多いです。今年はどんなドラマが生まれるか期待が集まりますね!まずは皐月賞(G1)の過去データとレース傾向をこの項目でチェックしましょう。
皐月賞の歴史と使用コース
皐月賞(G1)は旧八大競走の1つで、3歳牡馬クラシック競走の一冠目です。「最も早い馬が勝つ」とされていて、この「早い」は単純にスピードが速いだけではなく、成長が早いという意味もあるとかないとか。出走資格は3歳牡牝に限られ、騙馬は出走する事は出来ません。英国の「2000ギニー」をモデルにしたとされていて、種牡馬選定レースとしても注目される格式の高いレースとなります。
皐月賞(G1)は中山競馬場で芝2000mで行われます。スタート地点は正面スタンド前で、ゴール前を通過して内回りコースに入ります。1~2コーナーが上り坂で向こう正面は平坦、3~4コーナーでは下り坂になるので、ここでスピードを出すと外に膨れがちです。最後の直線距離は310mしかありませんので、ローカル開催場のようなトリッキーなコース形態です。直線手前には心臓破りの坂がありますので、コーナーリングの上手さと急坂を乗り越える底力が試されます。
皐月賞 直近5年分の好走馬データ
皐月賞(G1)の過去5年分のデータです。着順、馬番、馬齢、人気、脚質、ローテ(前回出走レース)をまとめました。データについては間違ってるかもしれないので、JRAの公式HPを参照になさって下さいね。
【2019年】皐月賞 1:58:1
牡3 1人気 差し
前走:ホープフルS1着
牡3 4人気 先行
前走:若葉S1着
牡3 3人気 先行
前走:共同通信杯1着
【2018年】皐月賞 2:00:8
牡3 7人気 先行
前走:スプリングS2着
牡3 9人気 先行
前走:弥生賞4着
牡3 8人気 先行
前走:京成杯1着
【2017年】皐月賞 1:57:8
牡3 9人気 先行
前走:毎日杯1着
牡3 4人気 差し
前走:アーリントンC1着
牡3 12人気 先行
前走:弥生賞3着
【2016年】皐月賞 1:57:9
牡3 8人気 差し
前走:共同通信杯1着
牡3 3人気 追込
前走:弥生賞1着
牡3 1人気 差し
前走:きさらぎ賞1着
【2015年】皐月賞 1:58:2
牡3 3人気 差し
前走:共同通信杯2着
牡3 2人気 差し
前走:スプリングS2着
牡3 4人気 逃げ
前走:スプリングS1着
マヤの皐月賞(G1) 最終予想
◎⑦サリオス
〇①コントレイル
▲⑯ガロアクリーク
△⑱ビターエンダー
△⑤サトノフラッグ
△⑰ヴェルトライゼンデ
◎⑦サリオス
2歳チャンピオンのサリオスを本命視します。初の2000mなので距離適性の面で不安視する声もありあすが、サリオスのお母さんはドイツのオークス馬なので血統的にはスタミナ十分です。何より朝日杯FSで600m通過が33.8秒台のハイペースを3番手追走から押し切ってしまったのは無尽蔵な心肺機能があってこそ。ちなみに勝ちタイムの1:33:0はレースレコードでした。既に完成度の高さを伺わせます。休み明けですが、1週前の時点で完全に仕上がった印象で、調整過程も順調なのでここも押し切って欲しいですね!
〇①コントレイル
サリオスを破れるとしたら①コントレイルかな…と考えています。コントレイルが東スポ杯で出した1:44:5の走破時計は「怪物級」と感じる程の衝撃でした。こちらも休み明けとはなりますが、入念な乗り込み量で問題無さそう。ただG1仕様の仕上げかと言われると疑問符も付くので、ダービーが最大の目標なのは間違い無さそう。能力で勝ってしまう可能性もありますが、サリオスより評価は下げました。
▲⑯ガロアクリーク
人気の盲点になりそうなのがスプリングS勝ち馬のガロアクリークです!前走のスプリングSは時計が遅かったですが、超スローペースを後方から一気に差し切ったレース内容が圧巻で、距離が伸びて更に良さそうな印象を受けました。上位2頭とは力の差を感じますが、それでも一発あるかもしれない…と馬券妙味的に期待しています(笑)。
△⑱ビターエンダー
こちらも穴馬として抑えておきたいです!近年の皐月賞と相性の良い共同通信杯組で、ローテが良いですし、2歳未勝利戦の芝2000m戦の走破時計が2:00:3と優秀なのが気になりました。というのも、私は2歳時に芝2000m戦で2分1秒を切った馬は無条件で買いたいと思っているので(笑)。特に根拠はないですが、馬券妙味的に夢が見れると思います(笑)。出来ればもう少し内枠に入って欲しかったなぁ…。
△⑤サトノフラッグ
セレクトセールで1億6500万円の高値をつけた超良血馬なので、注目度が高いですね。デビュー戦こそ期待を裏切りましたが、その後は期待通りの3連勝。要は叩き良化型という事でしょう。最大の目標はダービーだとは思いますが、皐月賞でも好勝負出来なければダービーなんて言ってられないですからね。ダービーで好勝負する為にも、好結果が求められると思います。ただ、個人的には上位2頭にはまだ叶わないんじゃないかと考えています。
△⑰ヴェルトライゼンデ
絶対、実況の方が噛みそうな名前ですが(笑)。こちらも半兄がワールドエースの良血馬です。良血馬って、前哨戦であまり冴えなくても、本番で強い事が多いので、一応抑えておきたいですね!小回りコースが得意な器用さがあるので、皐月賞が混戦になった場合、スルスルと馬群を縫って来そうなイメージ。ただ、外枠に入ったので少し割り引きました。
以上がマヤの皐月賞(G1)勝負予想です!
馬券の組み立てはその都度変えていますが、3連単フォーメーションやBOX買い、3連複の軸流しやBOX買いなどを中心に考えています!皆様の重賞予想の参考にして頂けたら光栄ですっ!
画像参照元:http://www.jra.go.jp/
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