緊急事態宣言の延長が発表されましたが、海外ではロックダウン一部解除の動きが出ているそうです。コロナウイルス感染拡大はまだ止まった訳ではありませんが、そろそろコロナ後の世界「アフターコロナ」について考えなければならないですね!
競馬開催の今後についても、色々と改善が求められる点も出て来るかもしれません。例えば土曜日曜の騎手の移動制限や、競走馬の他ブロックへの出走制限などは今後も続くかもしれないですし、馬券購入は即パットなどがありますが、リアルタイムの観戦はグリーンチャンネルを契約しなければならないなど、改善の余地が多いですよね。一般のファンが気軽に参加出来る環境を整えていって欲しいですね!
先週は天皇賞・春で会心の的中をお届け出来ましたので、今週のNHKマイルカップもはりきって予想をしたいと思います!
NHKマイルカップ(G1)の過去データとレース傾向
今週は3歳馬のマイル王決定戦「NHKマイルカップ(G1)」が開催されます。創立当初はクラシック競走に出走出来ない外国産馬の為のレースの意味合いが強かったですが、現在は様々な路線から参戦する3歳マイル王決定戦となりました。過去10年のデータでは1番人気馬が強い傾向ですが、直近3年だけを見ると1番人気馬は総崩れ。この傾向は今年も続く事になるのか要注目ですね。まずはNHKマイルカップ(G1)の過去データとレース傾向をこの項目でチェックしましょう。
NHKマイルカップ(G1)の歴史と使用コース
NHKマイルカップの前身はNHK杯で、距離も芝2000mで開催されていて、1995年までは青葉賞等と同じく日本ダービーのトライアルレースでした。1996年にクラシック競走に出走できない外国産馬や短距離適性馬への目標レースとして、芝1600mに短縮されG1競走へと昇格した形です。当時はグラスワンダーやエルコンドルパサーなど、外国産馬がとにかく強かった時代なので、そういった機運が高まったのでしょうね。NHKマイルカップでは発送前のファンファーレをNHK交響楽団が演奏する事でも有名です。
NHKマイルカップは東京競馬場の芝1600mで開催されます。東京競馬場の特徴と言えば「左回り」である事と、「長い直線」が挙げられると思います。スタート地点は向う正面の右奥で、最初のコーナーまで約540mもあるので隊列が決まり易く、緩やかなコーナーを回って最後の直線は約525m。とても紛れの少ない底力を問われるコースですね。特にNHKマイルカップ(G1)はペースが速く流れる事が多く、差しが決まり易い傾向にあるようです。
NHKマイルカップ(G1) 直近5年分の好走馬データ
NHKマイルカップ(G1)の過去5年分の好走馬データです。着順、馬番、馬齢、人気、脚質、ローテ(前走着順)をまとめました。データについては間違ってるかもしれないので、JRAの公式HPを参照になさって下さいね。
【2019年】NHKマイルカップ(G1) 1:32:4
牡3/2人気/先行
前走:皐月賞4着
牡3/14人気/差し
前走:毎日杯4着
牡3/7人気/差し
前走:アーリントンC2着
【2018年】NHKマイルカップ(G1) 1:32:8
牡3/6人気/追込
前走:NZT2着
牡3/2人気/先行
前走:毎日杯2着
牡3/9人気/差し
前走:アーリントンC3着
【2017年】NHKマイルカップ(G1) 1:32:3
牝3/2人気/逃げ
前走:桜花賞5着
牝3/13人気/差し
前走:アネモネS4着
牡3/6人気/逃げ
前走:NZT3着
【2016年】NHKマイルカップ(G1) 1:32:8
牝3/1人気/逃げ
前走:桜花賞4着
牡3/2人気/追込
前走:皐月賞8着
牡3/12人気/差し
前走:NZT5着
【2015年】NHKマイルカップ(G1) 1:33:5
牡3/3人気/先行
前走:皐月賞5着
牝3/4人気/先行
前走:フラワーC1着
牡3/2人気/差し
前走:スプリングS7着
NHKマイルカップの過去データで注目したいのが、クラシック組の好走率の高さです。桜花賞や皐月賞は基本ハイレベルなので、ここで巻き返す傾向が強いように思います。他にも前走が「重賞競走」と「重賞以外」では好走率に大きな差があります。例えば前走が条件戦やオープン特別の馬は優勝経験はありません。この辺りは明確にレベルの差があるのかも。また前走から距離短縮になる競走馬は好走する傾向にあるので、その辺りはしっかりマークしておきたいですね。
マヤのNHKマイルカップ(G1) 最終予想
○②タイセイビジョン
▲⑪ラウダシオン
△⑤シャインガーネット
△⑥ギルデッドミラー
☆⑭ルフトシュトローム
◎③レシステンシア
桜花賞2着からの参戦。女目線で牝馬に頑張って欲しいという心情は勿論ですが、先行力があって、他馬を力でねじ伏せる競馬が出来るのが大きな魅力です!阪神JFも強かったですし、桜花賞も勝ち馬が規格外なだけで勝ちに等しい内容だったと思います。チューリップ賞で無理をさせなかったので桜花賞の疲れは無いと「情報通」に聞いています!東京の直線を逃げ切るのは難しいと思いますが、能力的に2着は外さない「連軸」の意味で本命に推したいと思いますっ!
○②タイセイビジョン
最後まで本命にするか悩みに悩んだのがタイセイビジョンです。陣営が最初から皐月賞には目もくれずに、NHKマイルカップを目標レースに定めていましたので、競馬業界で言う「メイチ仕上げ」になりそうですね!デビュー戦以降は重賞を4連戦していて連対率100%ですし、マイル以下なら世代屈指の実力があると思います!左回りコースも得意そうなので、レシステンシアが負けるとすればこの馬のような気もします。
▲⑪ラウダシオン
3番手評価はラウダシオンです!お父さんのリアルインパクトが3歳で安田記念を優勝して大波乱を演出したのを凄い覚えていて、何か女の勘で2~3着辺りに粘らないかな…と考えています(笑)。前々走のクロッカスSのラップがとても優秀で、左回りの方が走りもスムーズな印象です。朝日杯FSでは先行する事が出来ずに大敗しましたが、先行出来れば地力は高いと思っています!鞍上のデムーロさんの剛腕もコミコミで3番手評価にしました!
△⑤シャインガーネット
ラウダシオンを推すなら、前走で勝っているシャインガーネットも当然抑えたいですね!赤松賞とファルコンSで左回りは2勝しているように、典型的なサウスポー型です。牝馬なので55キロで走れるのは有利ですし、もう少し評価を上げようとしたのですが、どうしても同じ牝馬のレシステンシアに勝つイメージまでは出来なかったので4番手評価にしました!
△⑥ギルデッドミラー
こぶし賞でサトノインプレッサ、アーリントンC(G3)でタイセイビジョンに負けていますが、どんな相手でも堅実に走るタイプは馬券に抑えておきたいですよね。勝つイメージは湧かないので、シャインガーネットと同じく2~3着付けでも良いかもしれません。
☆⑭ルフトシュトローム
3戦3勝のルフトシュトロームも馬券に抑えたいと思っています!前走のニュージーランドT(G2)は大外を回すロスのある競馬をしながらもキッチリと差し切ってますし、決め手は十分あると思います。ただ、ニュージランドT(G2)の勝ち馬はNHKマイルカップとは相性があまり良くないそうですし、少し枠順が外過ぎるのが気になったので☆評価まで。鞍上も魅力ですし、一発の可能性は十分あるとは思っているのですが、前が止まらないような気もするんですよね。
以上がNHKマイルカップの予想でしたっ!
先週の天皇賞春が高配当的中だったので、今週も的中したらバッグ買っちゃうかもしれません(笑)。
馬券の組み立てはその都度変えていますが、3連単フォーメーションやBOX買い、3連複の軸流しやBOX買いなどを中心に考えています!特にBOX買いは点数も増えますが、取りこぼしも少なくなるので重宝してます!皆様の重賞予想の参考にして頂けたら光栄ですっ!
画像参照元:http://www.jra.go.jp/
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